特集 #007 すずきたもつ展
-だいだい さん- 2014.3.16 - 26


陶造形家すずきたもつさんに作品への想いや舞台裏のお話を伺いしました。 ストーリーを知ると、きっともっとこの器たちに愛着が湧くかも…♪ぜひご一読ください。

すずきたもつさん インタビュー

Q : 展示会のタイトル「だいだい」とはどのような意味ですか?
tamo : カンボジア語で手を「だい」、土も「だい」と言います。同音ではないのですが日本語表記だと同じ「だい」になることから「だいだい」として使っています。「さん」は3回目の展示ということです。

Q : 作品を作るとき、どのようなことからインスピレーションを得ていますか。
tamo : テーマは日々の生活の中から見つけます。見つけた小さなきっかけを膨らませていくことが多いです。

Q : お使いの素材・技法について教えて下さい。
tamo : 粘土は益子の赤土をブレンドして使っています。作り方は手びねりという紐を積んでいく方法で作っています。

Q : 作る上で特にこだわっているポイントがあれば教えてください。
tamo : 今回のこだわりはなるべく手を入れて作らないということです。あまり触り過ぎずに手の跡や指の跡が多く残るようにしています。

Q : お気に入りの作業や苦労したエピソードなど工房での制作過程のお話をお聞かせください。
tamo : 天然の素材を扱うということで、素材の変化に最も頭を悩まされます。今回も粘土と化粧土の収縮の違いが出て、剥がれてしまうという失敗をしました。特に冬場は水が冷たいので苦労します。楽しい作業はかたちを作る時ですね。もっとも集中できます。

Q : 作品を通して伝えたい想いや大切にしていることはありますか。
tamo : 楽しんで作っているんだな、ということが伝わればよいと思っています。

Q : 器を使う方々へのメッセージがあればお願いします。
tamo :「手間」という言葉がありますが、手間がかかるというネガティブにとらえるのではなく、手間をかけてよりよいものにするというポジティブにとらえて、陶器に限らず好きな器をどんどん使っていただければと思います。

---ありがとうございました。生活の中の小さなことから生み出されるテーマをもとに自然素材をコネコネして楽しみながら作り上げられている作品たち。どんどんお料理をしてみなさんの楽しい食卓でたくさん活躍することを願っています☆

すずきたもつ プロフィール
1971年 香川県に生まれる
1997年 東京芸術大学美術学部工芸科卒業
1999年 同大学大学院修了/朝日陶芸展入選
2000年 益子陶芸展入選('02/'04/'08)
2001年 朝日現代クラフト展奨励賞受賞/日本陶芸展入選
2003年 朝日現代クラフト展招待
2005年 日本陶芸展優秀作品賞(毎日新聞社賞)受賞/国際陶磁器フェスティバル美濃入選

すずきたもつさんのブログはコチラ
http://zucolocca.exblog.jp/
すずきたもつさんのfacebookはコチラ
https://www.facebook.com/burihana

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